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カテゴリ:雑記( 157 )


2019年 01月 18日

17日間

17日間、AOは大きな病院へ入院した。
生後3カ月半のこと。
重度のアレルギーで、
目以外の全身に、包帯をぐるぐる巻かれ、点滴をつながれた。

こうなってしまったことに、私は自分を責めた。

入院中のAOは、小さな体で辛いことを体験しているのに、
笑顔をふりまき、周りの人々を幸せにするので、
私たちは頭があがらず。
泣いている場合ではないのだけれど、
私は泣くことで、心を浄化し、笑顔のAOを見習った。


しかし、退院から数カ月間、
いくら真面目に治療に励んでも、先が見えず、壁にぶち当たった時、
私の中で、ガシャンと音がした。
「AOには申し訳ないけれど、もうこんな治療してられない。
N先生のところへ、今すぐ行こう」
個人病院のN先生のところは、新生児にとっては遠い場所だし、待ち時間が驚異的に長い。
それに、だいいち、セカンドオピニオンの手続きもしていないけれど。

N先生は、某大病院とは、真逆な治療を始めた。
簡単に言うと、内側から治療し始めた。それは心も含め。
あまりの変化の大胆さに、不安もあったが、何事も無く、
AOは、更に笑うようになり、感情的にもなり、
よく眠り、丸っこく太り、急激によくなっていった。

私は、やっと地に足をつけて、生活できるようになった。
そしてAOが、ミルク(乳製品)アレルギーに加えて、
N先生の検査で、卵と小麦もアレルギーだということが判明したのも、
なにかの運命な気がして、すんなりと受け入れることができ、
過去の自分と今の自分が、するっとつながったきがした。

それから数年、AOはそんな過去を感じさせないほど健康になり、
ジャンクなものまで、食べられるようにまでなった。
どきどき、湿疹だらけの赤子を抱いたお母さんを見ると、
心の中で、声をかける。
「少しずつ、先が見えてくるから」
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AOが産まれ、山の家から町に引っ越ししたが、たった一年でまた、引っ越すはめに。
(AOが元気すぎて、隣家からクレームが何度もあり、居られなくなった・・・)
今度は、船と飛行機と電車が見える、男の子向きの家。もうすぐ一年になる。


by ideakico | 2019-01-18 11:15 | 雑記
2016年 04月 04日

初体験な毎日

AOと蜜月を過ごしている。

独りぼっちにするとぐずりだす、とっても淋しがり屋な人だから、
抱っこして、ぐらぐらする頭を支えつつ、片手で家事をしなければならないし、
私がご飯を食べだすと、これまた泣きだす人だから、
抱いて、スクワット(縦揺れがお好き)しながら、
おにぎりを頬張る毎日だけれど・・・
疲れ果てて途方に暮れる夜がほとんどだけれど、
朝が来れば、また、AOの存在に喜びを感じるのは何故だろう。

窓一面に見える向山には、白やピンクの山桜。
部屋から横目でお花見をしながら、授乳をしたり、
夕方は5時になった、赤とんぼの放送を聞きながら、山盛りの布おむつをたたんだり、
日の出前のうぐいすの声を聞きながら、うんちまみれの肌着を手洗いしたり。
今までと全く異なった、予想外の日々が、不思議でしかたない。
もし生まれ変われるとしたら、子だくさんのお母ちゃんになってみたい。
なんてことも思ったりもする。
産みの苦しみなんて、私は、忘却の彼方に消えてしまったのだ。
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パイ型のものには、サモサの具が詰まってる。
具は、昨夜彼が作ってくれたサモサ餃子の残り。
他は簡単な豆乳スコーン。
パンやお菓子を作り始めると、これまた仕上げのところでぐずりだすから、
まだ簡単なものしか作れないけれど、やっぱり楽しい。

by ideakico | 2016-04-04 16:55 | 雑記
2016年 02月 21日

こんにちは、AO。

やっと会えた。
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AOの存在に気づいたときは、
彼と2人しておどろいてしまったけれど、
おどろいた後は、会える日を、ゆっくりと楽しみにしていた。

こんな私だけれど、よろしくね。

by ideakico | 2016-02-21 16:39 | 雑記
2016年 01月 20日

毎年恒例の・・・

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味噌作り。今年は少し早めに。

去年は麦味噌と米味噌とで、合計3kg作ったけれど、
今年は、米麹味噌を2㎏だけにしておく。

味噌作りの役割分担は決まっていて、
道具の消毒や大豆を茹でたりは、私で、
大豆をつぶしたり、味噌玉を投げつけたりは、彼の役割。
今年も、大豆の茹で汁がたくさん余ったから、
当分は、料理に大活躍!!
これもまた、楽しみ。

by ideakico | 2016-01-20 20:38 | 雑記
2015年 08月 18日

昨日

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雨どいの意味も無く。
滝のようにあふれ出る雨水。
こんな日は、動物たちは、どこに隠れているのだろう?

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山の中の朽ちた廃屋で拾ったちゃぶ台。
全て木でできている、すばらしい代物。
雨が止んだら、縁側で2人ですいかを食べたい。

by ideakico | 2015-08-18 07:33 | 雑記
2015年 08月 05日

パコラ

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色々野菜と高野豆腐で、パコラ。
ついでに、キャロブの焦げドーナツも。


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思うところあって、お尻まであった髪の毛を切る。
捨てずに、しかるべき場所へ寄付する。
いつか誰かが、愛用してくれることを願って。

by ideakico | 2015-08-05 17:51 | 雑記
2014年 10月 02日

すっと

雨の日は、うつうつと猫背になってしまいそうだから、
凛とした作業を。
日ごろお世話になっている剪定鋏を、油で研ぎ、
ついでに包丁を、水で研ぐ。
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背筋を伸ばして、肩の力を抜いて、足を踏ん張る。
ひんやりと濡れた砥石に、滑らかな刃先をあてると、
ぴりっとした緊張感が走る。

研ぐという作業を初めに教えてくれたのは、父親だったと思う。
小さな子どもの頃から、刃物を握らせてくれた両親には、今も感謝している。
刃物だけでなく、世の中の暗闇の中のこと。
子どもだって、知らないよりも、知っていたほうが安全なのだということも、感謝している。
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研ぎたての包丁で、庭のトマトを切る。
すっと、空いた切り口から、熟れたゼリーが露出する。
緊張感のあとには、こんな快楽が待っている。


by ideakico | 2014-10-02 15:17 | 雑記
2014年 09月 01日

最後の夏休み

8月の最後の週末。
夕暮れ時に、稲荷寿司を持って、海沿いの美術館へ。
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もう見慣れてきた、南国の植物たちと、大きな空。
日が暮れ始めると、汐風はねっとりと肌にまとわりつき、
体の芯までしみこんでいく。
数年前までは、休日に電車に乗って行かなければ体験できない贅沢だったのだけれど、
今となっては、この汐風と風景も日常的で、
なぁんて幸せ者なんだろうって、ほっぺたが緩んでしまう。

もっとこっちへ、若手の人々が移住してきたらいいのに・・・と、切に思う。
少し便利な場所から離れれば、お金で買えない贅沢に囲まれて生活できるのに、と。
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美術館到着。
屋根の上には、ちょびっと三日月。

広い芝生の上を、転げまわる子どもたちは、
最後の夏の日をわし掴みするかのように、少し狂気的だから、
触れないように隙間を縫って、端っこに座る。

なぜ閉館時間の美術館へ、稲荷寿司を持って?
だってね、今夜は、野外シネマの日。
私が子供の頃にぼろぼろになるまで繰り返し読んだ「クルテク」を上映してくれるんだもの。
だけれど、今の子供たちに、ズデネック・ミレルの世界は伝わるのだろうか・・・と、
少し不安だったけれど、始まってみれば心配無用。
ほとんどセリフのないミレルの世界に、子どもたちはすんなりと入り込めたようで、
笑ったり、突っ込みを入れたり。
世の時代は変わっても、いつの時代も、子ども心は似たようなものなのかな?と嬉しい気持ち。
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by ideakico | 2014-09-01 17:05 | 雑記
2014年 08月 28日

ちっぽけかしら?

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相手が自分の期待どおりに変わってくれないとき、
私たちは相手に非があると考え、
やはり罪は存在するのだという思いを強めることになります。
心のやすらぎとは、他人を変えようと望むことからではなく、
ただありのままに、
相手を受け入れることから生まれるものです。
真の意味で相手を受け入れるとき、
人は決して要求も期待もしないものです。

J・G・ジャルポルスキー(精神医学者)



自分が正しいと思いこんで、上から目線で人を差別したりすると、
後々自分も嫌な気持ちになるし、疲れる。
だって、そうすることで相手だって嫌な気持ちになって、
その嫌な気持ちは、自分に跳ね返ってくるから。
でも「そっかそっか、オッケー!」とか思って、相手の感性を受け入れると、
「なんでこの人こうなの?!」とか「理解できない」とか、怒ったり怖れたりしなくていいから疲れない。

気の持ちようひとつで、人は楽な気分に、ハッピーな気分になれると、ずっとずっと信じている。
どう気を持っていくかは、その人の自由。
心の中身は、だれだって自由に選択できるのだから、
不幸になるのも、幸せになるのも、その人しだい、
だと思っている。
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パートナーに、昼&夜のお弁当2食分。
今日はリクエスト通りに・・・
昼は、鮭おにぎりと卵焼きと野菜炒め。
夜は、キャロブ&ココナッツのパンと、麻の実スコーン。
長い一日仕事にも、好きな物を持っていけば、時々わくわくできて楽しいかな・・・
とねがって、お弁当を作る。
たのまれてもいないんだけれどね!


by ideakico | 2014-08-28 11:58 | 雑記
2014年 08月 23日

おわらせないで

木々の揺れ動く音に聞き惚れていると、
かき消すかのように、セミの声。
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右耳で聞いたり、左耳で聞いたり、両耳で聞いたり。
鼓膜の振動は、もう、追いつかず、
突き刺さるように、脳に届く。
このセミは、こんなにまでして、
いったい何を訴えているのだろう。

ロシアの山奥に住んでいるアナスタシアや、
セミの言葉だってわかるんだろうけれど、
残念ながら、私にはわからない。
勝手な想像を、ふくらますだけ。

終わってほしくないって思うほどに悲しくなるけれど、夏が好き。
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山を下ったらすぐ、八百屋さんがあるから、
地元名物の大きなすいかを買って、
「これもまた夏の愉しみ」と、大事に抱えながら、また山を登る。
こんなにまでして、夏が好き。


by ideakico | 2014-08-23 12:33 | 雑記