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2014年 03月 27日

心の旅

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十数年ぶりに、飛行機に乗って、
二人で北海道。
遠くに、シベリアから辿り着いた流氷が見える。
私は、ほぼ好きなことばかりして、生きている。
自分にとって、不必要なものや事柄は、
冷たいほどに、削ぎ落として。

ひとによって、満足の度合いや幸せは違うはずなのに、
日本的な価値観を基準に、自分と他人を比べる人がいる。
世間体とか、一般的とか、そーゆう思考を背後にしょって。
そんな「不必要」な考え事をしないせいか、
私は、しあわせ。
相変わらず、お金なんて笑っちゃうほどないし、
不信がられるほど、
物も持っていないけれど!!
心の旅_b0145577_13534667.jpg
またいつか、飛行機に乗れたらいいな。

# by ideakico | 2014-03-27 14:16 | 雑記
2014年 03月 20日

春の排出

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仕事先にて、彼の大好きな「春よ恋」の入った粉を購入。
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北海道の品種改良された粉だから、ふわっと、パンらしいパンに仕上がる。
あぁ、パンだなぁ!!ってゆー幸せを感じられる粉。
でも自分の好み的には、うどん粉(地粉)で作ったほうがすきなんだけれど・・・
まぁ、春だから!
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庭のふきのとう。
生でそのまま、あく抜きもせずに食べる。
そーすると、体が目覚めて、春の排毒が始まる。
微熱を出したり、大汗をかいたり、手がひどくなったり・・・
それはそれは辛い日もあるのだけれど、
こういうことを繰り返しては、すっきりと、気分がよくなる。

# by ideakico | 2014-03-20 15:09 | 雑記
2014年 02月 14日

六郎と鉄道

しろくろしろくろくろくろくろう
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「行く」とゆーより「会いに行く」と言いたくなる場所、谷内六郎美術館。
薄暗くて小さな展示室に、ぽつんぽつんと小さな額縁たちが、並んでいる。
ぐっと近寄ってみると、ちょっとシュールな六郎のイラストと、何気ない「表紙の言葉」。
昭和を生きた人であれば、「あぁこの風情」と懐かしく思ってしまうことでしょう。


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先日も、ぴゅるると凍えそーななか、海辺のあの場所へ、会いに行く。
今展示しているのは、「六郎と鉄道」。
現在の近代的・オートマテイックなJRの運転席に落胆し、
あのレトロな「赤い電車」の運転席に、ときめいてしまう私としては、
なんとも心躍るテーマ!
もう60年も前にえがかれた最初の一枚目からノックアウトされてしまう。
あぁ、ぎりぎり昭和世代に生まれてよかった!!
谷内六郎や西岸良平、それに手塚治虫や松本零士がわかる、この幸せ。
(あとひそかにハウス食品シリーズも・・・)

今の時代だって、すてきな絵や漫画やアニメやCG映画、
そして近代的な身の回りのものが、たくさんあるけれど、
でもでもやはり、「夢見る昭和時代」のものたちが、好き。
自分のこの生活自体も「ロハス」とか「エコ」とかの、かっこいいものではなく、
ただたんに「昭和」なんだろうなぁ・・・と思ってしまう。
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先日の味噌仕込みの副産物「大豆の煮汁」でつくったお雑煮。
栗のような甘みとコクが幸せな気分。

(あと、ちょっと余談・・・・六郎美術館の裁判は、去年判決が出たようです)

# by ideakico | 2014-02-14 13:21 | 雑記
2014年 02月 10日

寒仕込み

しんしんとかではなくて、
びゅんびゅんと、吹雪いている山を眺めながら、
ストーブの上で、焼きビスケット。
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そうそう、昨日のパンも一緒にね。

外同然と思っていた我が家も、こうなってみると、
屋根と壁のありがたみを感じる。
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ガラス窓の隙間から、粉雪が舞いこんでくるのも、
ちょっとしたネタだと思えばゆるせてくるしね。
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そして、この寒さの中、お味噌を仕込む。
仕込みとともに、去年仕込んだお味噌を解禁する。
味噌を手作りする家の多くは、「ウチの味噌がいちばん!」と思っているはず。
そう、我が家もウチの味噌はさいこーって思っているもの。
それに、味噌だけでなくて、味噌仕込みで余る大豆の煮汁も大好き。
これで作るトマトソースとかカレーとかは、うなるほどおいしいの。
こーいうものは、お味噌を作らないと味わえないから、
毎年楽しみに、ちょっとしたこの作業を続けていこう。

# by ideakico | 2014-02-10 22:44 | 雑記
2014年 01月 30日

サンカンシオン

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我が家のポストのところにある梅の木。
郵便屋さんは、日に日に開いていく梅の花を、
どういう気持ちでながめるのだろう。

この土地に移り住んで、二度目の春を迎える。
春はゆっくりと忍び寄るくせに、いきなりぎゅーんと目の前に立ちはだかる。
ふきのとうがふっくらし始めたかと思うと、あくる日とつぜん、
庭や裏山の植物の芽が勢いよく伸びはじめ、桜の花が狂い咲く。

その前に、種をまかなきゃ。
種をまくと、芽がでて育って、そのまま放っておけば、トウが立って、花が咲く。
そしてまた、種ができて、こぼれおち、また芽が出る。
そんなことを繰り返すためにも、一代雑種(F1)じゃないのを。
なるべく不自然なことをしないで、ひっそりと生きてゆきたい。


10年前に出逢った本「クレートジャーニー『原住民』の知恵」。
その著者・関野吉晴さんの、最近のインタビューから。

 たとえば、火星移住計画というのがあります。
地球はいずれ住めなくなるから、距離が近くて環境も近い火星に移住しようというのだけれど、
そのためには、火星を地球と同じ環境にしなければならないので、メタンや二酸化炭素を・・・・
・・中略・・・これと関連するのですが、アリゾナに東京ドームくらいの温室の閉鎖空間をつくって、
男女四人ずつの研究者と四千種の生物を入れて、生きていけるかと、
アメリカの大金持ちがポケットマネーで実験したのですが、
そこでは酸素も植物から生まれるし、海も砂漠も、地球の生態系全部をつくったわけです。
ところが、数カ月で、酸欠になってしまった。
 この実験にはいろんな批判はあると思いますが、そこから何を学びとれるかというと、
いかに化学の粋を集めても、地球はできないってこと。
逆にいえば、地球という環境が、生命が生きていくのにどれだけうまくできているかということです。
それが、実感としてわかったことが、いちばんの成功だったと僕は思っている。
 ところが、その環境を人類は壊そうとしているわけですよ。
だから今必要なのは、火星移住計画ではなくて、「地球移住計画」ですね。
地球をどうやって住みやすくするか、改めて考えてみる。
そのとき必要なのは、これ以上の欲望ではなくて、逆にどこまで戻れるかだろうと。
昭和三十~四十年代は電気煌々じゃなかったし、冷蔵庫も氷式だったけれど、
けっこうハッピーだった。
その頃までなら戻れるんじゃないかと思うんです。


あはは!大した実験!
その大金を、違うことに使ってもらいたい気持ちもあるけれど・・・高額な勉強代とゆーことで。
でもたしかに。
「スマホ」どころか携帯電話もテレビも電子レンジもエアコンも持っていないけれど、
私とってもハッピーよ!

# by ideakico | 2014-01-30 15:37 | 雑記