2014年 06月 22日

ちまちま梅仕事

今年も、裏山の大きな梅の木から梅をいただいて・・・
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この前の冬の大雪の時に、とぉってもショックなことがあった。
3本ある梅の木のうち、一番梅をよく生らしてくれる大きな大きな梅の木が、
根っこごと、倒れてしまったのだ。
転んだオテサーネクみたいな、その痛々しいその姿を見たとき、
胸がきゅーっと痛くなった。

この山に引っ越してきたのは、2年前の5月下旬だった。
どんどん大きくなっていく、山の梅の実を横目に、私はそわそわしていた。
「だれも採らないのかな。どんどん実が熟して落ちていっているんだけどな・・・」
もぉ我慢も限界!!思い切って気のよじ登って、梅の実を採る。
だれも剪定しない、自由に生きてきた梅の木。
大きなおおきな。
実もパンパンに成長しすぎていて、ヘタの部分にくいこんでいたり、
虫が悪さをしてて、傷がついていたり。
梅干しを作るには、少し心配な梅ちゃん達なんだけれど、
おいしい梅シロップになってくれた。

もう、あの木のぼりした梅の木はない。
ごろんって倒れた数週間後には、市から雇われている庭師の人たちが、
根っこだけのこして、切ってしまった。
無力な自分を、少し恨んだ。
数年後には、かわいい脇芽が出てきますように。

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# by ideakico | 2014-06-22 14:07 | 雑記
2014年 06月 07日

琥珀色した甘いもの

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もう梅雨入りだなんて!
暦上では、11日なのに・・・

雨の日は、庭仕事も畑仕事も、野草摘みもできない。
ぷくーってほっぺたをふくらましたくなる空模様。
だけれど、長靴をはいて周りを見渡せば、
ふわっと、さらに大きくなった梅や、ぐうんと茎が丈夫になった向日葵。
隣の廃屋では、大きな白百合が開いているし、
道々に咲いているアジサイなんて、数時間ごとに色濃くなっていくよう。
それに、家でゆっくり過ごせたお陰で、また「大好き」なものに出逢った。
以前映画館で観そびれてしまったトルコ映画「蜂蜜」

現代のおとぎ話と言える美しくて少し残酷なこの映画は、
背景的な音楽が無いせいもあって、数々のシーンが、静かに心に残る。
そして観終わったあと、現代が舞台なはずなのに、未来を描いているかのようにも思える。



私は自然食品屋勤務という仕事柄か、数年前から密かに、蜂たちの行く末を案じている。
一体日本人の何パーセントが知っているのだろう?
このままの私たちの生活だと、蜜蜂がいなくなってしまうかもしれない、ということを。
アメリカでは、たくさんの蜜蜂たちが、行方不明になり、
日本では、大量死している。
「なんで?」
原因は、急激な都市化だったり、農薬だったり、電波だったり。
そして遺伝子組み換え作物や、F1種が増えてしまったことだったり・・・
様々なことが重なって、蜜蜂たちは生きづらくなってしまったのです。

「蜜蜂がいなくなると蜂蜜食べられないねー」
って、そぉんなのんきなことだけでなく・・・
「もし地球の表面からが蜂が消え去ったら、人間は4年も生きてはいけないでしょう。
蜂がいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、そして人間がいなくなる」
って、大昔の天才・アインシュタインは言っているの。
そんなに大切な蜜蜂たちのためにできることは??

よおく考えてみて。

原発のことや環境問題や、いろんなこととおんなじで。
まずは知って、考えて。
そんで、沢山の人々が「自分の出来ること」からでいいから始めてくれたら、とってもすてきなのに。

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# by ideakico | 2014-06-07 15:33 | 雑記
2014年 05月 26日

不器用なひと

少し早いんだけれど、待ちきれなくて・・・裏山の梅を収穫。
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イラストの仕事から足を洗って、もう5年くらいたつのかしら?
このごろやっと、素直な目で映画や展覧会を観ることができるようになった。
それまでは、ついつい「ネタ探し」とかしてしまって、
どっぷりと作品の世界に浸かることができなかったのです。

昨日観たのは、「パリ、テキサス」
ヴィム・ヴェンダースは嫌いじゃないけれど、
この作品は、観る気がおこらなかった。
だってだって!ブロンドヘアなナターシャ・キンスキーだなんて!!
私にとってのナターシャは、小学校の時に観た「キャットピープル」。
あの知的だけれど野生的な風貌が、あまりに魅惑的で、
このキザなアメリカっぽい金髪ナターシャが、どーしても許せなかったの。
(って、もっと前の映画でもブロンドヘアで出演しているけれど・・・)
キザといえば、音楽もライクーダのギターだしネ・・・

ああでも、観てよかった!
ヴェンダースの映画は、人も風景も美しい。
それにこういう不器用系恋愛映画って、その監督の人間性もちらりと見えたりして好き。
フェリーニの「道」や、ラース・V・トリアーの「奇跡の海」。
レオス・カラックスのアレックス3部作とかも、不器用で少し冷たくて大すき。

「パリ、テキサス」は、失踪した人を探すという、
広いアメリカの片隅で、ぽちぽちと起こっていそうな、ある意味平凡なストーリー。
細かいニュアンスや設定も、いかにも80年代のアメリカっぽいんだけれど、
そこはドイツ人のヴェンダースの描くアメリカだから、ちょっと物悲しくてユーモラス。
しかも輪をかけて、痛い気持ちにさせてくれるのは、小悪魔的な若い女&情けないおじさんという、永遠の組み合わせ。
いつの時代も国を選ばず、こーいうカップルが取り上げられるのは、なぜなのだろう?
世の多くの男の人には、「若い小悪魔に翻弄されたい!」という密かな願望があるのかな・・・?

とても救われない気持ちになりたい!って時は「ラストタンゴインパリ」 &「パリ、テキサス」の2本立てで。
無心にのほほんとしたい時は「人生万歳!」&「パリ、テキサス」の2本立てで再度観たい、すてきな映画。
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梅仕事の第一弾・梅シロップ完成!
来週は、第二段の梅味噌&梅酒かな・・・

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# by ideakico | 2014-05-26 16:33 | 雑記
2014年 05月 21日

大すき葉っぱ

5月6月は、葉っぱのおいしい季節。
この時期に、せっせと食べたり、乾かして保存したりして、
細々と忙しいけれど、
これをしとくと、一年安心して過ごせるような気がする。
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おなじみの「葉っぱ天麩羅」。
今日は、庭のよもぎと桑の葉。
去年から、「んん?もしかしてこれは桑の木??」というものを、
大切に育ててきたから、今現在家のまわりに桑の木が10本ほどある。
桑の実が好きだからというのもあるけれど、
桑の木は、酸素をいっぱいだしてくれるから、囲まれていると安心する。
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「桑の葉のパン」
生のまま、生地に練り込む。
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「メティーご飯とのびるカレー」
「芹の胡麻和え」
のびるは食べた翌日に元気になるから、
明日は死んでそう・・・っていうお疲れの日には、
抜きながら帰宅して、たっぷり食べておく。
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「ひよこ豆バーグ」(焼く前)
これも芹とのびる入り。


そろそろどくだみが白くて可憐な花を咲かせ始めたから、
どくだみ化粧水作りもしなきゃ。

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# by ideakico | 2014-05-21 14:36 |
2014年 05月 05日

オトナの感受性

歳を重ねる、ということが、ふんわりうれしく思うことがある。
思いおこす過去が増えたり、
以前観た本や映画でも、数十年ぶりに観てみると、過去とは違う感動があったり。
そして、10代の頃では笑ってしまったり寝てしまったりしたであろう作品でも、
ゆっくりと向き合えることができたり。

アキ・カウルスマキ監督 の映画を初めて見たのは、
中学か高校の頃で、「レニングラード・カウボーイズ」だったと思う。
コメディ映画なだけあって、始終笑いながら観ていて、
そのあとからの「マッチ工場の少女」から始まる、カティ・オウティネン 出演作も、
不幸だったりするのに、なんだかおかしー!!なくらいの気持ちで観ていた。
カウルスマキが尊敬する小津安二郎自体、周防正行のデビュー作 の印象が先だってしまい、
10代の私にとっては、コミカルに見えてしょうがなかったからかもしれないが・・・
でもいつごろからだろう。
カティの発する少ない一言一言が、きゅーんと心に響くようになっていったのは。
とくにカラー作品の「過去のない男」あたりからは、「美しい・・・」とさえ思い始めてしまい、
「ル・アーブルの靴みがき」 では、カティの一言に、涙がほろりと零れ落ちてしまった。

ほんと、それはそれはどーでもいいような、ささいなシーンで、
たぶん10代の私だったら、こんなシーンは見過ごしているか、くすっと笑っているかなんだけれど。
でも、私が歳を重ねた以前に、
「ル・アーブル」は、今までの小津安二郎チックな淡々として温かみのある流れよりも、
かなりドラマティックな要素が強くなっているのかもしれない。
あのカウルスマキ独特のスポット照明や、丁寧なセリフまわし、
そして、カラー作品の時の、中間色を多様した美術や衣装も健在なのだけれど、
チャップリンをも彷彿とさせるロマンティックな音楽演出に磨きがかかっていて、
今までよりも、さらに、劇的な切なさを誘っている気がする。
でも、ある種大げさな作品ではあるから、
やはり若き日の私だったら、笑っちゃていたのかなぁ・・・

まぁともかく、10年後にまた見返してみたい映画の一本!
あと10年歳を重ねる楽しみのひとつにしておこう。
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「今日の格安・地面ごはん」
スープは、地元の新キャベツ・玉ねぎ・じゃが芋。
オカズは、庭の三つ葉と仕事先のひよこ豆を炒めたもの。
パンは梅雨明けまで、何かしら緑の葉っぱを練り込もうと決意したから、
今日もそこらの葉っぱを入れたパン。

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# by ideakico | 2014-05-05 16:57 | 雑記