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2012年 09月 29日

さいなら

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あいかわらず、いくつになっても安定した生活なんて送れないでいるから、
毎年同じ夏なんて、ありはしないのだけど。
同じことを思う。

夏の終わりには、夏が終わらないでほしいと願う。
夏休みのないオトナになった今でも、関係なく。
ただ単に、解放的にすこんと抜けた空や、濃厚な緑、
開け放った窓から入る風や、額ににじむ汗、真っ赤なトマトがすきすぎて、
過ぎ去ってしまうのが、さみしーのだ。

夏の終わりに、あせって開花した向日葵は、なんだか危なげでさみしそうだから、
来年はもっと早くに種をまいてあげようと、心にちかう。
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by ideakico | 2012-09-29 21:09 | 雑記
2012年 09月 25日

もううんざりだなんて言わないで

まだまだ収穫し続ける・・・・茄子。
降ったり晴れたりせわしない空模様ゆえに、
日々巨大化していく茄子たちだから、採らずにいられないの。
それについこないだ秋分の日だったもんだから、
ほらっ秋茄子だよ、なんて、気分も一新して、
飽きないように、色々メニュウもかえて・・・
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今日は『茄子のカツレツ』。
材料●茄子・米粉・美味しいパン粉
オリーブオイルで揚げれば、さっくりさくさく。
真ん中の、もじゃもじゃしている植物は、適当にまいた種のベビーリーフ。
「これは高菜?辛子菜っぽい味もする。・・・小松菜もあり?」
などど、あてっこしながら頂くのも楽しみのうち。
お味噌汁は、畑に残っていたじゃが芋と、売るほど生えまくるワケギ。
だけでは飽きてしまわれそうなので・・・キノコも入れる。
玄米ごはんは、まだ新米ではないけれど、ふっくらおいしーの。
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明日は雨じゃなかったら、仕事帰りに大蒜を植えに行こう。
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by ideakico | 2012-09-25 19:09 | ごはん
2012年 09月 24日

夜更けのジンジャーエール

はっと思い立って、出勤前にジンジャーエールを仕込む。
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『自家製ジンジャーエール』
材料●生姜・甜菜糖・白神こだま酵母・レモン果汁

甜菜糖とこだまちゃんをぬるま湯になじませている間に、生姜を摩りおろし、
指で絞って、炭酸用のペットボトルに入れる。
あれ?茶漉しで漉さないの??なんて、野暮なことは言わないで。
お上品なジンジャーエールなんて、味わいたくないもの。
生姜の繊維が少し入っていたほうが、ワイルドな仕上がり。

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生姜が待機しているペットボトルに、甜菜糖とこだまちゃんも入れ、
更にスパイスも入れたいところだけれど、今日はやめといて、
そのまま水を追加して、よぉーくシェイクする。
そして、そのまま、放置して、私は出勤する。

途中彼にお願いして、冷蔵庫に入れておいてもらう。
だってもしかしたら発酵が進みすぎて、破裂してしまうかもしれないんだもの。

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一仕事も二仕事も終わって、ただいまって帰宅したら、お疲れさまの一杯を。
もう夜も更けつつあるけど、甘くて刺激的な味わいを。

栓を軽くゆるめると、しゅわっとはじける。吹き出しそう。
酵母のおかげで、自家製ジンジャーエール。
氷を入れたグラスに、ちびっと一杯。そのまま味見。
二杯目からは、お酒もいれて。これからは、大切な夜の時間。

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by ideakico | 2012-09-24 21:09 | 雑記
2012年 09月 17日

熟女の証し

はっと思いたって、粉を混ぜ、『がんづき』を作りだす。
しゅわしゅわと湯気のたつ蒸籠から、味噌と木の甘い香り。
蓋をゆっくりとずらしながら開けると・・・
ぱっくりと割れている・・・。

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母親の作るがんづきとは、大違い。
彼女のがんづきは、真ん中も割れずにしっとりつややかな表面で、どっしりとした佇まい。
玉砂糖色の生地にかかった黒ゴマが、なんとも渋い表情をかもし出している。

「がんづきを習いたての頃は、完成したかな?と蒸し器の蓋を開けるといつも表面がパカッと割れてしまっていました。・・・・・レシピを教えてくださった方に伝えると『それはあなたが、若いのよ』と。若いから割れる?と不思議に思ったものでした。」
とは、岩手・タイマグラ在住の山代陽子さんのお話。
山代さん自体は、最近割れないようになったとのことで、
「ほどよい火加減が身についてきたのでしょうか。この夏、遊びに来た若いお母さんがこのがんづきを気に入ってくれたので、レシピを伝授。『若いうちは割れるかもしれないけれど、つくり続けていれば割れないようになるからね』などと、ちょっと先輩お母さんぶってみたりして。」と綴っている。

私は実年齢よりも相当若く見られてしまうのだけれど、それが嫌で嫌でしょーがない。
十も若く見られた時には、
「それなりに人生積んできているんだから、もすこし年相応に見てよねっ!」と、
心の中で、ぷうっとむくれてしまう。
まぁそういう所が、まだまだ青い証拠なのだけれど・・・
しかし最近また、以前お世話になった師匠たちのもとにもどり、一緒に仕事をしていると、
「あぁー私ったらまだまだだなぁ」と、多々感じてしまう。
それは仕事的にとかゆーことを超えていて、女性的にとか人間的にとかがまだまだで。
師匠たちの広い懐や、しっかりと地に足ついた立ち振る舞いに、
「あぁー私ったらまだまだ」となるのです。

がんづきが割れなくなる頃には、実年齢より十若く見られても、
「あらあら、うれしーわ」なんて、よゆーかましてほほ笑んだりできるのかしら。

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『がんづき』
材料●地粉薄力・甜菜糖・くるみ・味噌・酢・油・重曹
ほんとは甜菜糖でなく、玉砂糖か黒砂糖を使います・・・あと、黒ゴマも必須。
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by ideakico | 2012-09-17 19:09 | おやつ
2012年 09月 15日

うつむいたり見上げたり

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『色々野菜丼』
茄子・南瓜・じゃが芋は蒸して、熱いうちに漬けだれ(「ジュージューだれ」)につけておく。
ついでに、小さい車麩も一緒に漬けておく。
シシトウは串で穴を開け、オクラはヘタの固い部分を剥いておく。
ネギ以外の野菜と車麩を、フライパンで美味しい焦げ目がつくように焼き、
玄米を盛った丼ぶりに並べ、ネギを飾り白胡椒を挽く。
「ジュージューだれ」をたっぷりかけてから頂く。

『ジュージューだれ』
すりおろし玉ねぎ・大蒜・生姜・醤油・メープルシロップ・塩麹か甘酒。
野菜を焼いた後のフライパンで少し煮たてる。

『ゴーヤのサラダ』
ゴーヤは薄くスライスし、塩水にさらして苦みを和らげる。
味噌・無塩無化糖ピーナッツペースト・レモン・豆乳で和える。

『青大豆と海苔のお味噌汁』
材料は、青大豆とその茹で汁・焼のり・味噌。

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「嘘も方便」とゆー言葉を、上司から改めて教わり、
相変わらずの自分の「社会的常識の無さ」には、背中を丸めて反省してしまう。
嘘も方便。本音と建前。
そーいうことができていないことを職場で反省し、帰りの電車で反省し、
寄り道した鎌倉のカフェで彼に報告&反省しているうちに、
反省会が、ことわざ大会になってしまい、結局は反省そっちのけ。
自己嫌悪に陥って、また夜に再反省して眠りにつく。
でもね、朝になると雨上がりに陽は登り、
木々のあいだを、きらきらした雨の滴をけちらしながら、リスが走りまわってるのを見ると、
まぁしょーがないか、四つ子の魂百までだもの、なんて呟いてしまい、
あっ、窓をピカピカに拭いちゃおう!なんて、もうワクワクしだしている。
あれ?三つ子?
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by ideakico | 2012-09-15 07:09 | ごはん
2012年 09月 08日

今住んでいる町の

地元の人しか来ないような、駅前の小さな小料理屋に入ってみる。
古くてこざっぱりとしたのれんをくぐると、カウンターにいた先客の男性が、
「おかみさん、お客さんだよ!」と声を張り上げる。
よっこらしょといった風情で、髪をキリッと結った女性が、
「まだそちら片づけていないけれど・・・お好きなお席へどうぞ」と、
さっぱりとした口調で案内してくれた。
渡されたメニューを眺めると、たぶん昔から普通の家で出されているようなスタンダードな品々が多く、
そういうものに馴染みの薄い私は、とーぜんクラッときてしまう。
まずは湯葉刺しと焼茄子。それと冷酒を一本。
よく焼きこまれてトロンとした茄子の実に箸を入れると、
じゅわっとスモーキーな香りがほのかにあがる。
ふわっと心が温まる。
「じゃが芋の唐揚げ」という名のほっくりとしたポテトフライや、
「おまかせ寿司」についた淡い黄色の卵焼き。
「どれもこれもおいしーね」と、二人で肩をよせてささやきあっていると、
カウンターの中にある、小さな木製の写真立てに目が留まった。
すこしはにかんだ笑顔の男の人。年の頃はまだ40代だろうか。
女将さんの旦那さまの若かりし頃の姿かもしれない。

〆のお蕎麦も頂き、さてそろそろ、という頃合いに、女将さんがスッと近寄ってくる。
自己紹介も兼ねたこのお店の話や、この町の話。
町の夏祭りには行ったの?とか、
以前は夏に家に親戚が来たりすると、出前を取ってくれる人が多かったんだけどね。
今は二つ隣町の都会まで食べに連れてっちゃうみたいだね。とか、
この店の三代目である女将さんは、時代の流れを否定すこともなく、
ゆったりとした顔つきで、淡々と話をしてくれる。
そして、写真の男性は、息子さんだという。
二年前に癌でなくなった、と。
少し冷酒がまわってきたのか、かぁっと頭の後ろが熱くなってしまったけれど、
不思議と、穏やかな気持ちだった。
「人生が欲しい」と思ってた時期もあったけれど、
今は自分の人生を受け入れたいと改めて思いつつ、席を立った。
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これは仕事先で購入した茄子と丸ズッキーニとトマト。
そろそろ自分の畑でも茄子が採れるだろうから、そしたら焼茄子を作ってみよう。
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by ideakico | 2012-09-08 22:09 | 雑記