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2014年 01月 30日

サンカンシオン

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我が家のポストのところにある梅の木。
郵便屋さんは、日に日に開いていく梅の花を、
どういう気持ちでながめるのだろう。

この土地に移り住んで、二度目の春を迎える。
春はゆっくりと忍び寄るくせに、いきなりぎゅーんと目の前に立ちはだかる。
ふきのとうがふっくらし始めたかと思うと、あくる日とつぜん、
庭や裏山の植物の芽が勢いよく伸びはじめ、桜の花が狂い咲く。

その前に、種をまかなきゃ。
種をまくと、芽がでて育って、そのまま放っておけば、トウが立って、花が咲く。
そしてまた、種ができて、こぼれおち、また芽が出る。
そんなことを繰り返すためにも、一代雑種(F1)じゃないのを。
なるべく不自然なことをしないで、ひっそりと生きてゆきたい。


10年前に出逢った本「クレートジャーニー『原住民』の知恵」。
その著者・関野吉晴さんの、最近のインタビューから。

 たとえば、火星移住計画というのがあります。
地球はいずれ住めなくなるから、距離が近くて環境も近い火星に移住しようというのだけれど、
そのためには、火星を地球と同じ環境にしなければならないので、メタンや二酸化炭素を・・・・
・・中略・・・これと関連するのですが、アリゾナに東京ドームくらいの温室の閉鎖空間をつくって、
男女四人ずつの研究者と四千種の生物を入れて、生きていけるかと、
アメリカの大金持ちがポケットマネーで実験したのですが、
そこでは酸素も植物から生まれるし、海も砂漠も、地球の生態系全部をつくったわけです。
ところが、数カ月で、酸欠になってしまった。
 この実験にはいろんな批判はあると思いますが、そこから何を学びとれるかというと、
いかに化学の粋を集めても、地球はできないってこと。
逆にいえば、地球という環境が、生命が生きていくのにどれだけうまくできているかということです。
それが、実感としてわかったことが、いちばんの成功だったと僕は思っている。
 ところが、その環境を人類は壊そうとしているわけですよ。
だから今必要なのは、火星移住計画ではなくて、「地球移住計画」ですね。
地球をどうやって住みやすくするか、改めて考えてみる。
そのとき必要なのは、これ以上の欲望ではなくて、逆にどこまで戻れるかだろうと。
昭和三十~四十年代は電気煌々じゃなかったし、冷蔵庫も氷式だったけれど、
けっこうハッピーだった。
その頃までなら戻れるんじゃないかと思うんです。


あはは!大した実験!
その大金を、違うことに使ってもらいたい気持ちもあるけれど・・・高額な勉強代とゆーことで。
でもたしかに。
「スマホ」どころか携帯電話もテレビも電子レンジもエアコンも持っていないけれど、
私とってもハッピーよ!
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by ideakico | 2014-01-30 15:37 | 雑記


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